まったく新しいかたちのノートが、できました!









SNSを見ればキラキラした世界。どうしても「イラっと」したり「モヤモヤ」したり。一方、嬉しかった事や楽しかった事が沢山あった1日もあります。 でもSNSへ投稿するだけでよいでしょうか? その日の自分がどういう感情でいたのか。振り返ってみたいと思いませんか? また、モヤモヤを抱えたままの状態は落ち着いて眠れなかったり、翌朝の目覚めも良くないですよね。

パッチワーク日記は、夜寝る前に使用する想定で作られています。寝る前にその日の出来事を簡単に記録してもらい、心をスッキリして欲しい。そんな願いを込めて開発された日記です。

パッチワーク日記の日記ページには小さな丸い枠が並んでいます。この丸い枠は、感情の断片をパッチワークのピースのように繋いでいくためのものです。感情を細かく分けて記入したり、大きく一言で表現したりと、感情の大きさや強さを自由に記録できるのが特長です。

後から読み返した時にその時の感情や出来事が丸を繋いだ大きさで読み返す事ができるのが楽しく、新しい形式の日記の魅力となっています。

今日の感情を書き、その周りにそれにつながる出来事を書きます。丸い枠を囲み、もくもくした雲のようなかたまりを作ってみます。日によっていろいろな形、大きさのかたまりができる面白さがあります。

パッチワーク日記使い方

基本の書き方です。まず日付を書いて、今日の感情を書きます。そしてその感情につながるできごとを周りに書いていきます。書けたら枠をなぞって囲みます。ペンでもいいし、カラーペンでも、色鉛筆でも、黒一色でもいいし、カラフルにしてもいいです。可愛くて買ってみたけどなかなか出番のないカラーペンは、今こそ出番です。

出来事を横書きしてみます。丸の並び方は横にまっすぐになっているので、普通のノートのように横書きに書いていけます。ノートは横に書きたい人におすすめの書き方です。丸い枠を絵文字の顔に使って、気持ちをあらわしても。

日記というほど大袈裟なものはちょっとな〜という方、なかなか続かないなぁという方におすすめの、ひとこと日記も書けます。例えばなんでもないできごと、「ねこ発見」「ドーナツ食べた」「電車で座れた」などなど、短く一言書いても、この日記のデザインなら寂しく感じません。

出来事や感情に合わせて、囲みを大きくしたり、色々な色のペンで変化をつけることで、後から見返した時に雰囲気のあるページができあがります。あの時こんな気持ちだったんだな、と、気持ちの大きさも視覚化されます。良いことを書きたいな、と思ったら、明日は今日よりポジティブに過ごせるかもしれません。

自分のために、健康のために、食べたものをメモしている方も多いこの頃。こんなふうに楽しく記録してみるのはいかがですか。丸の数が多ければ、バリエーション豊富なメニューだったんだなと一目で振り返ることができ、意識して品数を増やす食生活につながるかもしれません。もしくはおやつのバリエーションが増えてしまうかも。

開きやすい糸かがり製本

1本の糸を使って紙をとじ、のりで固める、「糸かがり綴じ」で作りました。これはたくさんある製本方法の中でも、辞書や図鑑などに多く使われる方法です。高級感があり、背表紙と厚みがあるのに大きく開くことができます。紙は書きやすく裏抜けしにくいクリーム書籍用紙です。

しっとりした手触りのハードカバー装丁

優しいねむりをイメージしたシルバーの箔押し

背表紙にも箔押しのロゴ。本棚にも美しくおさまります

名古屋市立大学経済学部山本ゼミの4名で構成される「スケジュールサムライ」チームが2023年6月より商品企画を開始。自分たちで日記を使用するうちに「人によって書く量が違う」「書いた日記を見返すのが楽しい」事に着目しました。そこで「見返した時に楽しい」日記はどうあるべきかチーム内で議論を重ね、「パッチワーク」のように、その日の感情の断片を繋いで表現できる日記レイアウトを考案しました。 考案した学生は、どのようなレイアウトが感情を整理する日記として効果を高められるか、それを調べるために、10種類のプロトタイプ(試作品)を用意し、約50人にそのプロトタイプを使用してもらいました。その結果、丸いレイアウトが最も評価が高く、現在の商品に至りました。

【パッチワーク日記のネーミング由来】



「パッチワーク」は、異なる柄や色の布を切り抜いて組み合わせ、縫い合わせてひとつの作品に仕上げる技法です。小さな丸い枠にその日の感情の強弱を埋めて日記を完成させる過程と完成した日記ページがパッチワークの技法と似ているため「パッチワーク日記」と考案した学生より命名されました。




【学生によるアイディア、商品化の背景】


◆斬新なレイアウトと現代社会が抱える課題を解決するコンセプト

「パッチワーク日記」は、実際の商品化を目指す大学ゼミ対抗インターカレッジ「Sカレ(Student Innovation College)2023」で伊藤手帳が設定したテーマ「デジタル化時代に必要な手帳」に対し、名古屋市立大学経済学部「スケジュールサムライ」チームにより提案されました。
感情の大きさをパッチワークに見立てたレイアウトの斬新さ。
“感情を整理することで、何気ない1日が特別であることに気づき、明日への憂鬱感やモヤモヤを解消してほしい。そして、多くの人の日常に彩りを与えたい。”というコンセプトが現代社会が抱える課題を解決するのではないかと当社では捉え商品化の運びとなりました。





本体イメージ


帯をつけたイメージ




はじめにのページ

日記帳を開いた最初のページでは、スケジュールサムライチームによる商品化への思いと、メッセージをお届けします。おやすみ前の静かな夜をイメージした特別なページデザインです。




使い方のページ

スケジュールサムライチームによるおすすめの使い方を紹介しています。

《使い方》

まず日付とその日の感情を書きます。次にその周りに、その感情につながった出来事を書いていきます。最後に線をなぞって丸く囲みます。(色をつけてもいいです)それを毎日繰り返していくと、感情と出来事が繋ぎ合わさったパッチワークのような楽しい日記ができあがります。もちろん他の使い方をしてもOKです。




日記のページ

丸のような形はこだわりのスタイルで並んでいます。一つの丸の直径は約1.4cm、5mm方眼3つ分よりわずかに小さい大きさです。枠は薄いグレーの点線でできているので、文字を書くのにも線を引くのにも書きやすく邪魔にならない、ちょうどいい存在感です。




言葉のページ

スケジュールサムライチームがピックアップした言葉のイメージが巻末に付属しています。何を書いたらいいか迷ってしまったら、このページを眺めてみては。今日のあなたに合う言葉が見つかるかもしれません。











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